里親になるには
子どもたちが、できるだけ地域の中で家庭生活を送れるように、
里親になってくださる方を求めています。
里親になるためには、 特別な資格は必要ありませんが、
一定の要件を満たす必要があります。
里親になるための要件
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心身ともに健全で、児童の養育について理解と熱意があり、児童に対する豊かな愛情があること。
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児童を虐待するおそれがないこと。
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里親になる人とその同居人が、禁固以上の刑に処せられたことがないこと。 また、「児童福祉法」、「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律」、その他国民の福祉に関する法律の規定により罰金の刑に処せられたことがないこと。
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里親になる人とその同居人が、「児童虐待の防止等に関する法律」に規定する児童虐待または被措置児童等虐待、もしくはその他児童の福祉に関し、著しく不適当な行為をしていないこと。
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経済的に困窮していないこと。 (親族里親を除く)
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家庭生活が円満に営まれており、里親になる人の同居人が、 児童の養育について十分理解していること。
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日常生活をする上で、主たる養育者となる人が特別に対応しなければならない家族がいないこと。
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原則として配偶者がいる人で、主たる養育者となる人は25歳以上であること。 (親族里親を除く)
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家庭や住居の環境が、児童の保健、教育、その他の福祉上適当であること。
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必要な研修を修了していること。 (親族里親を除く)
※専門里親及び親族里親は、この他にも要件があります。
里親になるには
2
基礎研修
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登録前研修
里親になりたい方、里親について知りたい方はまず「ふうせんかずら」にご連絡ください。相談は随時受け付けています。
1
相談
里親制度などを理解するための研修(講義1日、 施設実習1日) を受けていただきます。
子どもの養育などを理解するための研修(講義2日、養育実習2日)を受けていただきます。
研修修了後、里親申請書を児童相談所へ提出していただきます。
4
申請書の提出
児童相談所や「ふうせんかずら」の職員が、家庭訪問や面接により、ご家庭の状況などの確認をさせてていただきます。
5
調査
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認定・登録
ご希望や家庭、子どもの状況などを考慮し、児童相談所が子どもを委託します。
8
活動
あなたも里親に
なりませんか?
7
新規認定里親施設実習
必要な審査を受けた上で、里親として認定・登録を行います。
里親の認定・登録後、 乳児院で10日間又は児童養護施設で5日間の講義や実習などを受けていただきます。
里親になったら
里親には、
さまざまなサポートがあります。
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養育に必要な費用の支給(定められた額)
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養育の質向上のための研修
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日々の養育の相談(365日24時間対応)
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レスパイト等の相談・調整
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里親サロン、里親同士・里子同士の交流やイベントの機会
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こどもの関係機関とのネットワークづくり
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子どもの自立のサポート
子どもが委託されるまで
1
打診
電話で年齢と性別を伝えられ、里親が検討
2
ケース説明
児童相談所から委託する子どもや保護者の詳細について説明
3
カンファレンス
施設で交流の進め方等の打ち合わせ
4
交流開始
子どもと里親の関係づくり(※)
5
カンファレンス
委託に向けて必要な事項を関係者で確認
6
委託
正式に里親委託となり、一緒に生活を始める